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第4回サイエンスカフェ(2009年8月5日)レポート

                      

2009080501.jpg「みのりカフェ」(東京・根津)にて

  • 参加者:20名(含むスタッフ5名)
  • 話題:「境目の臓器、皮膚を知ろう」
  • スピーカー:東京慈恵会医科大学教授で同大学附属第三病院皮膚科医師である上出良一さん


第4回からだとこころのサイエンスカフェに参加して

事務局  小俣 みえ子

オーナーの鈴木信行さんは発見塾の会員であり、上出さんも偶然こちらのカフェを利用されていて、発見塾とのご縁がつながりました。
テーマが皮膚ということで、女性参加者からは紫外線の質問がありました。
年齢が70歳以上になると皮膚がんのリスクは高くなることがわかっているが、日常生活程度では大丈夫、そして手の甲に10分間くらい太陽を浴びるとビタミンDが合成されるとのこと。
みなさま骨粗鬆症予防のためにも少しは太陽を浴びて元気をもらいましょう。
日焼けマシンは、最近簡単に日焼けができて、かっこよさを売りに若者の間で流行っているようです。
アメリカでは未成年に使用規制をかけていますが、日本では野放し状態。
日焼けのような、体を傷めるけれど、非常に大きな痛みは伴わない刺激を与えられると、脳内物質が出ていい気持ちになり、タバコと同じ作用があるそうです。
実に怖いですね!
皮膚移植のお話も出ました。
皮膚には表皮と真皮があり、火傷等には体中の水分が逃げていかないようにとりあえず表皮をおおうことが大切で、皮膚移植には毛穴を伴う真皮を含む厚い皮膚を移植すると毛穴が再生する、と語っておられたのが印象的でした。
また、最近の切り傷の処置の方法は昔と違い、消毒はしないとのこと。
まず水道水で洗い、次に密閉して湿った状態を保つ「moist wound healing」によって、人間が本来もっている自然治癒力を損なわないことが大事ということでした。
「今日の常識、明日の非常識、常に科学・医学は進歩している」との言葉に、多くの参加者とともに「なるほど」と頷きました。
スピーカーの上出良一さんに感謝申し上げます。
また、参加者の皆様もありがとうございました。
もし、新しい発見や気づきがあれば、主催した私達一同、大変嬉しく存じます。
次回第5回サイエンスカフェも楽しみにしてくださいませ。
今後ともよろしくお願いいたします。

                                   以上